留学同情勢ニュース

留学同が朝鮮半島情勢や在日同胞に関する記事を配信するブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

「朝鮮外相 タス通信社編集局長の質問に回答」

 朝鮮中央通信は29日、「朝鮮外相 タス通信社編集局長の質問に回答」という題の記事を配信した。

 記事の内容は、朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)の李洙墉外相が、ロシア・タス通信社編集局長が提起した質問に対し、朝鮮半島に生じた現情勢に対処する朝鮮の立場に関連して答えたものである。

 その中で李外相は、「米国の極端な対朝鮮敵視政策と核脅威は、朝鮮半島情勢の激化とわれわれの核抑止力強化を生じさせた根源である」と指摘しながら、「核でわれわれを脅かす米国に、核で立ち向かうのはあまりにも当然なことである。米国があくまで核でわれわれを圧殺しようとしたため、これに対処してわれわれは自主権と民族の生存権のために不可避に核保有の道を選ぶことになったのである」と述べている。

 また今後については、「今後、わが核戦力の発展速度は米国の行動いかんとわれわれを見る視覚の変化によって左右されるであろう」と述べている。

 今日の朝鮮の立場を考える上で非常に大事な内容を含んでいるので、記事の日本語訳の全文を下記に掲載する。

※なお、朝鮮語の全文は、下記の朝鮮新報の記事をご覧下さい。

[조선신보]《핵무력발전속도는 미국의 행동여하에 따라 좌우될것》/리수용외무상, 따쓰통신사 편집국장이 제기한 질문에 대답
http://chosonsinbo.com/2016/03/kcna_160330/

「朝鮮外相 タス通信社編集局長の質問に回答」

 【平壌3月29日発朝鮮中央通信】李洙墉外相は、朝鮮半島に生じた現情勢に対処するわれわれの立場に関連して29日、ロシア・タス通信社編集局長が提起した質問に次のように答えた。
 
 米国の極端な対朝鮮敵視政策と核脅威は、朝鮮半島情勢の激化とわれわれの核抑止力強化を生じさせた根源である。
 
 米国は、われわれが核を保有する久しい前からわれわれに核脅威をしつこく加えてきたし、核先制攻撃を政策化し、それを実践に移すための核戦争演習を絶え間なく行ってきた。
 
 米国は、過去の朝鮮戦争の時期にすでに、われわれに核攻撃を加えようと画策し、早くも1950年代から南朝鮮に膨大な核兵器を搬入してわれわれを脅かし、恐喝した。

 米国のブッシュ行政府は、わが共和国を「悪の枢軸」、核先制攻撃の対象に指定し、このような政策は今も変わらず持続している。

 オバマ行政府が2010年4月、いわゆる核不使用の対象からわれわれを除いた事実と、今も数多くの核攻撃装備を南朝鮮に送り込んで合同軍事演習を行いながらわれわれに対する先制攻撃を公言しているのが、それをはっきり実証している。

 米国が、自国が保有したすべての戦略核打撃手段を朝鮮半島地域に総集中してわれわれを狙った核攻撃演習を行っているような深刻かつ現実的な核脅威を、世界のどの国も、どの時期にも受けたことがない。

 核でわれわれを脅かす米国に、核で立ち向かうのはあまりにも当然なことである。

  米国があくまで核でわれわれを圧殺しようとしたため、これに対処してわれわれは自主権と民族の生存権のために不可避に核保有の道を選ぶことになったのである。

  米国こそ、われわれが核保有へ進むようにした張本人であり、過去数十年間、毎日のように強行されている米国の核脅威・恐喝は、われわれを核保有国につくった基本要因であった。
 
  世界唯一の核兵器使用国、最大の核保有国である米国の恒常的な核脅威と戦争挑発策動に立ち向かうための唯一の方途は、核戦力の強化による力のバランスを取ることだけである。

 われわれには、米国が願ういかなる形態の戦争方式にもすべて対応できる強大な軍事力がある。

  われわれは、弾道ロケットに装着できるように小型化、軽量化した核弾頭を実物で公開し、大陸間弾道ロケットの大気圏再進入能力も見せた。

 われわれは、米国の無分別な敵視策動と露骨な核脅威に対処して、核戦力を中枢とする国家的防衛力をいっそう強化していくであろう。

  今後、わが核戦力の発展速度は米国の行動いかんとわれわれを見る視覚の変化によって左右されるであろう。

  今米国は、われわれの度重なる警告にもかかわらず、南朝鮮全域でわが共和国に反対する歴代最大規模の「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル16」合同軍事演習をヒステリックに行っている。

  数十万の膨大な兵力と各種の核戦略資産が総投入された今回の戦争演習は、われわれに対する核先制攻撃はもちろん、最高首脳部と「体制転覆」を狙った「斬首作戦」まで実行する実動的な戦争遂行方式で強行されている。

  米国は、今回の合同軍事演習が北侵戦争の現実性を最終的に検討するものだということをはばかることなく明らかにして、今まで表面上「定例的」「防御的」と正当化していた欺まん的で破廉恥な看板さえ完全に投げ捨てた。

  米国が、われわれを狙った各種の軍事的奇襲打撃をすべて想定した実動訓練を行って先制打撃を既定事実化していることによって、今にでも戦争が起こりかねないのが朝鮮半島の現情勢である。

  われわれが目の前に迫ってきた米国の侵略脅威を絶対に袖手傍観できないということは、あまりにも明白なことである。
 
  われわれは、米国の核戦争狂気に対処してわが軍隊の軍事的対応方式を先制攻撃的な方式にすべて転換し、断固たる核先制攻撃意志を明らかにした。

  一言で言って、こんにちの朝鮮半島は核戦争か、平和かという岐路に立っている。

  朝鮮半島に生じた極度に先鋭な現情勢は前例のないものであり、これに対して貴国を含む全世界が大きな憂慮と不安を抱いて注視している。

  朝鮮半島で日増しに深刻になっている緊張激化の悪循環を防ぎ、戦争の危険を取り除いて平和と安全を保障するには、現れた現象だけ見るのではなく、その根源を正しく見て根源治療のための対策から講じるべきであろう。

  朝鮮半島と地域の平和と安定を願うすべての国は、世界支配のための戦略的中心をアジア太平洋地域へ回し、われわれを第1次的な攻撃目標にしている米国の策動に警戒心を持って対し、それを防ぐための当然な努力を傾けるべきであろう。---

05_R-1.jpg

スポンサーサイト

PageTop

米南合同軍事演習の内容とその問題の本質について

 米国と南朝鮮(大韓民国)は3月7日からおよそ軍30万人以上を動員して、史上最大規模の軍事演習「キーリゾルブ」「フォールイーグル16」を行っている。軍事演習の「内容」に関しては日本のメディアでも報道されているが、まずはその内容について触れてみようと思う。

115809_49264_2851_R.jpg

 これまでの米南合同軍事演習は、共和国の海岸を想定した上陸作戦が中心となっていたが、今回の演習では上陸後さらに内陸部の軍事施設に進むための訓練が強化され、例年に比べてより侵略的(もちろんこれまでも十分侵略的だが)な軍事行動が実施されている。そして今回の軍事演習では、昨年6月米南間で策定された新作戦「5015」という計画が初めて適用されている。「5015」とは、従来の共和国の南侵に伴う全面戦争の状況を想定した「作戦計画5027」とは違い、共和国が核・ミサイルを発射する兆候を確認した場合、共和国内の核・ミサイル施設をピンポイントで破壊する先制攻撃作戦である。つまり共和国が武力行使をしなくても、米国の判断で侵略戦争に移行するという、まるでイラク戦争を引き起こした時のような作戦なのである。
 また、作戦の柱として共和国の首脳部を狙った「斬首作戦」がある。核・ミサイルの発射命令の権限を握る朝鮮の最高指導者を暗殺する内容だ。「斬首作戦」には、イラク戦争やアフガニスタン侵攻の際に敵の要人を暗殺する作戦に従事していたとされるNavy SEALs(ネイビーシールズ)や第1空輸特戦団、第75レンジャー連隊などの特殊部隊が参加している。
 この他にも、昨年と比べて兵力5750人増加、戦闘機45機増加、先端航空機を搭載した原子力空母「ジョン・C・ステニス」の投入など、米南はこれまで以上の軍事力・侵略性をもって共和国を挑発しにかかっている。

AKR20160308061100009_01_i.jpg

 日本のメディアでは軍事演習の内容について淡々と報道するばかりで軍事演習自体を問題視しようとせず、それに対する共和国の対応については大げさに「挑発」と報道しているが、現在朝鮮半島に軍事的緊張をもたらしているのは共和国の水爆実験や人工衛星の発射よりも、どう考えても米国と南朝鮮による軍事演習や共和国に対する制裁措置であり、この演習こそが最大の軍事挑発である。
 また、日本は今回の軍事演習を他人事のように報じているが、演習には在日米軍も参加している。対岸の火事などではなく、日本はまぎれもない当事者なのである。

 このような状況の中、私たちが共通認識として確認しなければならないのは、朝鮮半島の軍事的緊張の本質的問題は、朝鮮半島が63年にも及び「撃ち方やめ」に過ぎない停戦状態のまま現在に至っているという点にあるということだ。
 停戦協定締結後も米国政府は、朝鮮半島における唯一の外国軍隊として南の地に米軍を居すわらせ、1950年代後半からは大量の戦術核兵器を南朝鮮に持ち込み、大規模軍事演習を繰り返して絶えず軍事緊張を高めてきた。90年代に入り、地上核の撤去が表明されたが(しかし表明されただけで撤去を客観的に証明するものは何もない)、空軍戦力、原潜など海軍戦力による核攻撃態勢はそのままで、6者協議が開催されている時期にも大規模軍事演習は繰り返されてきた。そして、今の状況へと続いている。
 だから共和国は自衛的措置として核開発を行うし、その原則的立場を変えないのである。
日本のメディアでは今回の軍事演習に関して「「北朝鮮」の反発は必至」などと報道しているが、まったくもって歴史認識や現状認識に欠けており、断片的な対立構造を抽出して共和国のみを非難することは、問題の本質を歪曲して知らせるばかりか、共和国の尊厳を著しく踏みにじる不当な行為である。(滉)

1131_1711_339.jpg

IMGP4600_R.jpg
一番下の写真は3月9日に留学同で行った『日本の植民地支配清算と朝鮮半島の真の平和を求める3.9在日朝鮮人大学生行動』の様子

PageTop

『日本の植民地支配清算と朝鮮半島の真の平和を求める3.9在日朝鮮人大学生行動』のご案内

以下のような大学生行動の案内を転載します。

========================

日本の植民地支配清算と朝鮮半島の真の平和を求める
          3.9在日朝鮮人大学生行動

========================


 昨年12月28日に日本軍性奴隷制に関する「韓日合意」がなされました。しかしこの「合意」は被害者の求めてきた「事実の認定、謝罪、賠償、真相究明、歴史教育、追慕事業、責任者処罰」を少しも満たさず、被害者の声をまたしても無視するものでした。

 また、朝鮮民主主義人民共和国(以下、共和国)が1月6日に実施した水素爆弾実験、2月7日に実施した人工衛星打ち上げを口実に、日本政府は共和国に対する「独自制裁」を課し、その中で再入国の制限など在日朝鮮人の基本的人権をも蹂躙する非人道的な措置を取りました。

 他方、3月から共和国の制圧をも想定した史上最大規模の「米韓合同軍事演習」を実施するとしています。

 私たちはこれら一連の動きが、朝鮮半島において旧時代の遺物である植民地主義的支配関係をいつまでも残存させようとする共通の動きであると考えます。

 日本の植民地支配責任を隠蔽し、また朝鮮半島で「撃ち方やめ」の不安定な停戦体制を残したままでは、朝鮮半島の、東アジアの平和と安定をいつまで経っても成し遂げることは出来ません。

 私たちは、①日本軍性奴隷制に関する「韓日合意」に抗議し、日本の法的責任を認め謝罪、賠償を実施する、②日本の対共和国「独自制裁」に抗議し、日本が一日も早く「制裁」措置を撤回し、朝日関係改善に向けた対話を誠実に行う、③「米韓共同軍事演習」をはじめとした朝鮮半島を戦争危機に陥れる行為を即時中止するよう要求するアクションを行います。

 つきましては本アクションを共に行ってくださる方々を募っています。当日は大学生だけでなくどなたでもご参加いただけます。各自自由にプラカード等お持ちください。
 共に行動しましょう!!

◇日時:2016年3月9日(水)10時~12時ごろ

◇場所
  ①外務省前 
  ②アメリカ、『韓国』大使館前  

◇主催:日本の植民地支配清算と朝鮮半島の真の平和を求める在日朝鮮人大学生有志一同

◇お問い合わせ: rekishi.daigakusei@gmail.com

◇各場所での行動について
①外務省前日本軍性奴隷制に関する『韓日合意』に対し抗議します。
・外務省前に9:45集合(「霞ヶ関」駅A4またはA8出口すぐ)

②アメリカ大使館、『韓国』大使館前
・『米韓共同軍事演習』に対し抗議します。
・「溜池山王」駅9番出口に9:45集合
・定時刻になれば出発します。
・アメリカ大使館での抗議行動のあと、『韓国』大使館前へ移動します。

※外務省、内閣府に要請団が入ります。
 大学生だけでなくどなたでもご参加可能です。
 各自ご自由にプラカード等お持ちください。
 共に行動しましょう!!
temp.jpg

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。